12月定例議会の傍聴に行ってきました

石狩市議会12月定例会最終日(12月20日)を傍聴した件について簡単にまとめました。

昨日(12月20日)12月定例議会の最終日で「ハラスメント問題等調査特別委員会」の委員長・副委員長の互選もあることから傍聴に行ってまいりました。議場に入って目に入ったのが、数名の議員が筆記用具もノートも持たずに議場にいることでした。タブレットの中には議案をはじめ様々な書類が入っていますが、特に新人議員は質疑などの大切な事を今後に生かすために書き留める姿勢が大切だと思いますが、これも時代の流れでしょうか。

特に気になった事について数点列記します。

令和4年度石狩市一般会計の是非について、反対の立場から神代議員が討論を行いました。討論終了後、議長が休憩もとらないまま(議事進行のまま)今の討論は予算に関係のない内容ではないかと発言。反対討論の内容を聞いていても、予算に関連しているにもかかわらず、議長が何故このような発言を行うのか理解できませんでした。直後に神代議員は“取り消しますか”と質問しても全くの返答がありませんでした。そもそも、反対討論(賛成党論)は議員が予算(決算)に対しての議論の場であり、それを止める権限は議長にないはずです。(いつもの事ですが)これでは単なる“嫌がらせ”としか思えません。


「ハラスメント問題等調査特別委員会」の10名による委員により、委員長・副委員長の互選が行われました。委員長に立候補したのは、日下部委員(石政会)と神代委員(無所属)でしたが、立候補の理由を述べたのは神代議員だけでした。その理由として三点挙げましたが、その中の一点、『日下部委員はこの度事件を起こした、もと市議と同じ会派であります。その時点で市民の皆様から、かなりたくさんの意見やご要望を頂いておりまして、同じ会派の所属委員が委員長になるという事は非常識と考えています。また石政会自体最大会派という事で、構造的にはハラスメントを起こす方の立場で自覚が必要である。市民に対して議会報告会などでも議会や会派としての責任がないとの発言や、知っていながらなぜ選挙に出るのを止めなかったという意見には、本人も反省しているし被害者の返答がないなど被害者側に配慮する立場をとってこられなかったように思います。ですので、このような点において日下部委員が委員長になるのは不適当と考えます」と述べました。立候補した理由の三点述べた後、“日下部委員(石政会)”は、立候補理由について『言っている事の意味が解りません。私に対するハラスメントではないですか。とういう事を申し述べておきます』と発言。事実を言ったまでの事であり、逆切れのような発言には苦笑でした。


いつもの事ですが本会議において神代議員の発言時、加藤市長は首を傾げたり笑ったり副市長と何度も話をしたり、もちろん聞こえませんので神代議員に対してなのかわかりませんが、いつもこのような態度を取っている事が気になります。また、腕組みをして斜めに構えている部長、前にはあくびや背伸びをする部長。議会軽視をしているとしか思えない行動です。いずれにしても、答弁調整などの会話以外は議員の答弁を“静かに”聞くべきです。

いずれにしても、今回の議会は(も)とんでもない状況のまま閉会しました